治療について
円形脱毛症の治療方法を
知りましょう
主な治療方法には、外用療法(ぬり薬)、注射療法(局所注射、点滴)、内服療法(飲み薬)等があります。
External
外用療法(ぬり薬)
ステロイド外用療法
抗炎症作用のあるステロイド外用薬をぬる治療方法です。
血行促進作用のある
外用薬をぬる治療方法
血液の流れをよくする外用薬をぬる治療方法です。
局所免疫療法⁎1
かぶれを起こす物質をぬる治療方法です。
injection
注射療法(局所注射、点滴)
ステロイド局所注射療法⁎2
炎症や免疫機能を抑える効果のあるステロイドを、脱毛斑に注射する治療方法です。
ステロイドパルス療法⁎3
短期で大量のステロイドを点滴する治療方法です。
internal
内服療法(飲み薬)
ステロイド内服療法⁎3
抗炎症作用のあるステロイド内服薬による治療方法です。
JAK等の特定の分子を
標的とした薬の内服療法
炎症の原因となる物質(サイトカイン)の伝達を阻害する内服薬による治療方法です。
その他の
内服療法
抗アレルギー薬(第2世代抗ヒスタミン薬)、セファランチン、グリチルリチン・メチオニン・グリシン配合錠等による治療方法です。
その他に紫外線療法⁎2等もあります。
- 保険収載されておらず、限られた医療機関において、患者さんの同意を得たうえで行われる治療方法です。
- 「円形脱毛症診療ガイドライン2024」1)では、小児には原則行わないと記載されています。
- 「円形脱毛症診療ガイドライン 2024」1)では、短期的に使用するとされ、また小児には原則行わないと記載されています。
- 大山学ほか:円形脱毛症診療ガイドライン2024, 日皮会誌 134(10):2491. 2024